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診療報酬に係る掲示事項

明細書発行体制等加算

当院では、算定した診療報酬の区分、項目の名称およびその点数または金額を記載した詳細な明細書を無料で発行しています。発行を希望されない方は会計窓口にてその旨をお伝えください。

一般名処方加算

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。

当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方1(一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。

  1. お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者さんに必要なお薬が提供しやすくなります。 ↩︎

情報通信機器を用いた診療

当院では、情報通信機器を用いた診療の初診の場合には向精神薬を処方いたしません。

生活習慣病管理料

当院では、生活習慣病管理料(II)を算定(脂質異常症・高血圧症・糖尿病が主病)する患者さんの処方について、次の対応が可能です。

  • 28日以上の長期の投薬を行うこと。
  • リフィル処方箋を交付すること。

実際に対応可能かどうかは医師が病状に応じて判断します。

外来感染対策向上加算

当院では、医療関連感染対策として必要に応じて次のような取り組みを行っています。

  • 医療関連感染対策に係る体制
    当院では、院長を「院内感染管理者」と定め、「院内感染対策委員会」を設置し、診療所全体で医療関連感染対策に取り組んでいます。
  • 医療関連感染対策の業務内容
    当院では、全ての職員が遵守する「院内感染対策マニュアル」を定め、標準予防策や感染経路別予防策等に基づき、職員の手洗いや消毒、状況に応じた感染予防を実施するため、防護服等の着脱など有事の際の訓練を実施しています。
    また、1週間に1回程度、定期的に院内を巡回し、医療関連感染事例の把握を行うとともに、医療関連感染防止対策の実施状況等を確認しています。
  • 職員教育
    全職員に対し年2回医療関連感染対策に関する研修を実施し、感染防止に対する知識の向上を図っています。
  • 抗菌薬の適正使用
    抗菌薬を投与することにより患者状態の改善を図ることができても、薬剤耐性菌が発生したり抗菌薬の副作用が生じたりすることがあります。このため当院では適切な抗菌薬を選択し、適切な量を、適切な期間、適切な投与ルートでの投与により、抗菌薬の適正使用を実施しています。
  • 感染対策連携
    当院では「外来感染対策向上加算」「連携強化加算」「サーベイランス強化加算」を算定しており、豊橋市民病院との感染対策連携を取っています。

当院では、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者さんの受け入れを、当院の受診歴の有無に関わらず行っています。受け入れを行うために必要な感染防止対策として、発熱患者さん等は一般の患者さんとは別の専用待合室・診察室にご案内します。

医療情報取得加算

オンライン資格確認等システムの導入が原則義務化されました。当院でもマイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)や、現行の健康保険証でもオンラインでの資格確認に対応しています。

  • オンライン資格確認を行う体制を有しています。
  • 受診された患者さんに対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。

なおオンライン資格確認等システムは公費負担医療制度に対応していませんので、マイナ保険証・現行の健康保険証と合わせて当該医療制度の「医療証」もお持ちください。

医療DX推進体制整備加算

当院では、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の体制に関する事項および質の高い診療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行います。

  • オンライン資格確認等システムを通じて患者さんの診療情報、薬剤情報等を取得し、調剤、服薬指導等を行う際に当該情報を閲覧し、活用しています。
  • マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
  • 電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを活用するなど、医療DXに係る取り組みを実施しています。